"現代のシンデレラ"キャサリン・ミドルトンプリンセスへの道
ウイリアム、キャサリン夫妻が歩んできた道に迫ると、それは赤裸々すぎる恋物語だった。
"現代のシンデレラ"キャサリン・ミドルトン
「庶民から王室へ」現代に蘇ったシンデレラストーリー
イギリス、キャサリン妃の半生に迫る!
イギリスのプリンセスとして、そしてファッションアイコンとして、世界中の女性の注目を集めるキャサリン。
絶大な人気を獲得し続ける清楚でおしゃれな庶民派プリンセス
1982年 イギリス南東部バークシャー州、小鳥のさえずりが響くのどかな町で産声を上げた。
キャサリン・エリザベス・ミドルトン元気で可愛い女の子だった。
貧しくはなかったが、特別裕福という訳でもなかった。
いわゆる中流家庭だった。
幼少期は活発で元気。
運動もできて成績もすごくよかった。
しっかり者でわんぱく者。
毎日、日が暮れるまで遊びまわっていた。
その頃、未来の夫、王子ウイリアム王子は、母ダイアナの愛を一身に受けすくすくと育っていた。
生れた瞬間から国王になる宿命を背負ったウイリアム。
その成長は国の一大関心事、行く先々でウイリアムフィーバーが巻き起こった。
その影響は田舎町に暮らすキャサリンにも。
キャサリンが9才の時、ホッケーの試合に出ていたウイリアム王子に、なんて素敵な人なんだろうと一目惚れ。
これがキャサリンの初恋だった。
その20年後、劇的に王子と結ばれるキャサリンだが、それまでは茨の道だった。
1995年ダウンハウスコ校という名門女子校に進学したが待っていたのは、クラスメイトからのいじめだった。
容姿端麗で成績が優秀、スポーツもできたが、周囲からの妬み嫉みからのいじめを受けるキャサリン。
周囲になじめず苦しんでいた。
その頃ウイリアムにも悲劇が。
母ダイアナが交通事故で帰らぬ人になったのだ。
この時15才だったウイリアムは母の遺志を継ぎ、多くの慈善活動に取り組むようになった。
すると注目が集まったのは、誠実で優しい人柄と母親譲りの端正なルックス。
世の女性たちはこれを放っておかない。
王子のハートを射止めようをした女性が急増したのです。
もちろんキャサリンもその一人。
2001年9月ウイリアムの大学進学を機に王子の愛を巡る女性たちの戦いが幕を開けた
舞台は名門セントアンドリュース大学
王子に近づけるチャンスとばかりにウイリアムが入学した年は願書が殺到し、例年に比べ40%も女子生徒が増えた。
当時ウイリアムと恋の噂があったのは、議員や伯爵令嬢など、上流家庭の娘だったが、ウイリアムが本当に探していたのは、王子の自分ではなく、本当の自分を好きになってくれる人。
そんな彼が心を開いたのがキャサリンだった。
いじめと母の死。
ともにつらい青春を送ってきた2人は周囲から見ても意気投合していたという。
でもお互いに奥手で、なかなか恋愛に発展せず、"友達以上恋人未満"というもどかしい関係が続いた。
ウイリアムに別の彼女候補がいるって噂が流れた。
小さい頃から大好きだった初恋の人
いま行動を起こさなければ一生後悔するかも知れない。
追い込まれたキャサリンは大学で開かれたファッションショーに賭ける。
同級生たちが煌びやかなドレス姿を披露する中、シースルーのドレスでウイリアムの前を颯爽と歩いて見せたのだった。
決して目立つタイプじゃなかったからこそ、大胆な作戦はギャップを生み周囲をクギ付けにした。
これをきっかけに、ウイリアムはキャサリンを女性として意識するようになり交際がスタートした。
はやる気持ちを抑えきれない記者からは、こんな質問が。
記者「いま恋愛をなさっているようですが結婚は?」
王子「ないよ、確実にないって」
2人の関係はもはや公のものになっていた。
2005年2人は揃って大学を卒業。
出会ってから4年の月日が流れていた。
卒業後も結婚話が進展することはなかったが、パパラッチは増える一方。
しかしキャサリンはパパラッチを疎ましく扱う事はなかった。
全てはウイリアムと結ばれるために
その一心で耐えていたのでしょう。
しかし彼女はとんでもない写真を目にしてしまう。
それはウイリアムが他の女性の胸を掴み、笑顔を浮かべている写真だった。
酒の席での出来事だったのかもしれないが、最愛の人の裏切りは、キャサリンの心を深く傷つけた。
2007年4月出会ってから6年目の春、2人の破局が報じられた。
この直後からウイリアムは深夜までヤケ酒を飲む姿が目撃されるようになった。
一方のキャサリンは、一国の王子と別れたのにもかかわらず、自分を見失うことなく、今まで以上に仕事やチャリティーに力を注ぎ充実した毎日を送っていた。
ウイリアムはキャサリンの存在がどれだけ大きかったか失って初めて気づく。
そこでウイリアムは、思い切って母ダイアナの追悼10周年コンサートに誘う。
20万人が集まる国を挙げてのイベントだ。
会場にキャサリンの姿はあった。
この時ウイリアムは"2度と君を悲しませない"と誓ったという。
そして2011年4月迎えたロイヤルウエディング
もう2度と離れない、永遠の愛を誓った。
そして今、3人目の子どもにも恵まれ世界中のカメラの前で満面の笑みを見せたキャサリン妃。
彼女は今日も初恋の人の愛情を感じながら子育てに追われているのでしょう。
これからもリアルシンデレラストーリーは続いていく。
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